巨大ねじれ芳香族化合物の解析例

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ピロール環を5つ以上有するポルフィリン類縁体を環拡張ポルフィリンといい、ポルフィリンとは異なる様々な興味深い性質を有することがわかっています。例えば、ポルフィリンが平面構造を有するのに対し、環拡張ポルフィリンは非常に柔軟な構造のため、NHの水素結合を利用しながらねじれ構造をとることがあります。環のサイズが大きくなるにつれその構造の柔軟性が増すため、巨大ねじれ化合物は構造の予測が難しく、精確な構造を明らかにするためには単結晶X線構造解析が必要となります。しかしながら、そのような巨大ねじれ芳香族化合物の解析は一般に非常に困難であり、ピロール環の数が10以上の巨大芳香族化合物の構造解析の例はほとんどありませんでした。


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