
エネルギー分散型蛍光X線分析装置EDXL 300(イーディーエクセル300)は「散乱線FP法」ソフトウェアによりC, H, O, N等の「非測定成分」を自動で推定することができるため、粘土質の鉱物等に油分を混合して加工しているファンデーションにおいても正確な定量分析が可能となりました。また、2次ターゲット励起方式と偏光光学系を採用しており、広い元素範囲にわたって高ピーク・バックグラウンド比のスペクトルが得られ、高感度、高精度の分析が可能です。
今回は、市販のファンデーションを元素分析した例を紹介します。