早稲田大学 理工学術院 様

導入事例

リガク製品の導入事例をご紹介いたします。

早稲田大学 理工学術院 様

教育用途にも好適かつ研究用途でも、デスクトップX線回折装置 MiniFlexII

[ 2008年3月27日掲載 ]

導入背景

実験設備の充実

早稲田大学理工学術院様は「実学」を標榜し、実験を重視した教育をされてきました。実験設備や実験環境の充実にも力を入れているため、老朽化していたX線回折装置を刷新し、新製品の導入に踏み切られました。導入検討の際には実機を見るだけでなく、実際の試料を各メーカーに持参してデータを取り、必要とする性能が出ているかをチェックし、他社製品と比較・検討されています。

MiniFlexIIの選定経緯

設置サイズの小ささや取り回しの容易さで選定

複数の製品を比較検討しましたが、省スペースで設置場所を取らないことが大きな要因でした。「MiniFlexII」では卓上型まで小型化されています。そのため、スペースに制限のある実験室の中で多人数がそばに寄ることができ、実験説明や測定原理などの説明もしやすくなりました。

付帯設備を替える必要がなく、現行施設のまま移行できる

電気容量が100V対応のため付帯設備を替える必要がなく、現行施設のまま装置を設置できるのも「MiniFlexII」を選定した理由の1つです。さらに、「MiniFlexII」は本体の中のみが管理区域なので、学生実験でも使い勝手がよくレイアウトの変更なども容易になりました。コスト面でも「MiniFlexII」は導入しやすい価格帯の製品であったため、無理な予算を計上せずにすみました。

教育用に対応された装置(教育ご担当者の声)

教育実験で使用するため、どんな方式で測定し、機器の中でどういう現象が起っているか、上部から内部が確認できるように耐放射線ガラスを張り、教育用に特別なカスタマイズを施していただいています。私達の要望へ柔軟に対応いただき、学生実験が省スペースで効率よく実施できるようになりました。装置はCu管球を備えたものを1台、Fe管球を備えたものを1台の計2台設置し、試料に照射するX線の波長が違うと回折図形が異なることが一目で分かるようにしています。

卓上型まで小型化された「MiniFlexⅡ」卓上型まで小型化された「MiniFlexII」

本体の中のみが管理区域本体の中のみが管理区域

 MiniFlex
早稲田大学
理工学術院統合事務・技術センター
技術部 教育研究支援課(四系)
髙野 武子様

導入成果と今後への期待

教育用途にも好適、かつ研究用途への活用も

「MiniFlexII」は2年生・3年生の「機器分析」のカリキュラムの一項目として使用する、学生が初めて扱う大型分析機器です。自らカバーを開けて試薬を入れ、ボタンを押し機器を使って「実験を体験する」ことを重視しています。また、最先端の各種分析専用機器で実験する前に「MiniFlexII」でスクリーニングを行うという使い方もしています。試薬を絞り込んだ後、上位機種と連携した使用も可能なので研究用途にも活用しています。授業以外の時間は機器を開放するなどの施策を行い、研究活用を促進しています。

理科離れを少しでも解消したい

早稲田大学に限らず、多くの学生は受験勉強の影響で実験や実学の経験が乏しく、昨今言われている「理科離れ」の傾向があります。「MiniFlexII」は小型で効率的な機器であるため、実験に触れる機会を提供しやすくなります。また、小中学生を対象にした夏休みの科学実験教室「ユニラブ」でも活躍しています。「ユニラブ」は本年30周年を迎え、30項目の科学実験が行える約1000人が参加するイベントです。X線を500円硬貨に照射して銀やスズなどの含有物の割合を自分で調べるなど、一部の実験で「MiniFlexII」を用いた実験を行っています。

最先端の研究用途から理科への案内役まで広く対応を

当大理工学部は平成19年度から「基幹理工学部」、「創造理工学部」、「先進理工学部」の3学部に再編され、各分野に特化したリサーチを強化していきます。平成20年には東京女子医科大学と共同にてバイオ・医学関連および生命医療系分野における共同研究施設が稼動予定です。リガク様へは高度な研究領域に対応する性能の強化と同時に、独創性豊かな人材の育成に寄与する教育性の高い製品に今後も期待したいと思います。

MiniFlex早稲田大学
理工学術院統合事務・技術センター
技術部教育研究支援課(四系)課長
リサーチサポートセンター等担当課長
神戸 久志様


「実験を体験する」ことを重視「実験を体験する」ことを重視

理科離れを少しでも解消したい理科離れを少しでも解消したい

早稲田大学 理工学術院 様 http://www.sci.waseda.ac.jp

導入製品

デスクトップX線解析装置MiniFlexII

デスクトップX線回折装置 MiniFlexII
(MiniFlex300/600)

用途

大学・高校の教育用途から、アスベスト、遊離ケイ酸の定量分析、医薬品、工業原材料の品質管理の産業用まで幅広く使用できます。

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