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XtaLAB Synergy-R/DW

 

2波長線源PhotonJet-DWを搭載。波長の異なる線源を1台のシステムに搭載したXtaLAB Synergyパッケージの最上位機種です。
・Cu、Mo、Agから2種類のターゲットを選択した2波長が搭載可能で、より幅広いアプリケーション測定に対応します。
・波長の切替も簡単。測定ソフトウェアCrysAlisPro上の線源ボタンをクリックするだけで、ターゲットおよび光学系が自動的に切り替わります。

 

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回転対陰極線源搭載 超高速・超高精度 単結晶X線構造解析装置

単結晶X線回折分析のための強力で高速なシステム

 

XtaLAB Synergy-R/DWは、XtaLAB Synergyシリーズのマイクロフォーカス回転対陰極型X線線源搭載モデルです。多数の納入実績を持つ高輝度X線発生装置MicroMax007シリーズの最新型MicroMax007HFMRと、新型人工多層膜ミラーとを組み合わせた、微小焦点型高輝度X線源 PhotonJet-R/DWを搭載。XtaLAB Synergy-Sの約12倍強力なX線を照射することが可能です。高輝度X線源(PhotonJet-R/DW)、高速・高精度ゴニオメーター、高速読み出しHPC検出器(HyPix-6000)を組み合わせることにより、超高速・超高精度測定を実現。自動構造解析と相まって、あなたの研究スピードを加速します。
蛋白質結晶や微小結晶などからの微弱な回折線の測定や、高分解能が必要な精密構造解析の測定にも威力を発揮します。

より強く

  • PhotonJet-R/DWの回転対陰極線源は出力1 .2 kW、実効焦点φ70 μmにより、圧倒的な輝度を実現しています。
  • XtaLAB Synergy-Sに比べ約12倍の強度のX線ビームを照射します。
  • これまで測定を諦めていた10 μm程度の極微小サンプルの測定も可能にします。

より速く

  • 高輝度X線とシャッターレス測定の組み合わせにより、測定時間が大幅に短縮。より多くの試料が測定可能となるため共用装置としても最適です。1試料あたりのランニングコストも下がります。
  • AutoChemとの組み合わせにより、スクリーニングから構造解析までのトータルタイムを大幅に短縮します。
  • 高輝度なX線、高角まで移動可能な2θ軸、高精度な検出器により、精密構造解析の測定にも最適です。
  • XtaLAB Synergy-Sで1週間かかる測定も、 XtaLAB Synergy-Rでは1日足らずで終了します。

より幅広く

  • Cu線源以外にもMo線源、Ag線源の搭載も可能です。高圧測定や高分解能測定など、幅広いアプリケーションに対応します。
  • 蛋白質結晶やディスオーダー構造を含む結晶など高角側の回折線が出にくいサンプルも、高輝度X線と1光子検出型ハイブリッドピクセル検出器の搭載により高角側の回折線を検出することが可能となりました。
  • 高輝度なX線、高角まで移動可能な2θ軸、高精度な検出器により、精密構造解析の測定にも最適です。
  • フィラメント交換に要する時間はわずか45分。高いメンテナンス性によりダウンタイムを最小限に抑えます。

諸元/仕様

製品名 XtaLAB Synergy-R/DW
手法 単結晶X線回折
用途 広範囲の単結晶の高速構造解析
テクノロジー 微小焦点型高輝度X線源 PhotonJet-R/DW
主要コンポーネント 微小焦点型高輝度X線源 PhotonJet-R/DW、HPC検出器(HyPix-6000)
オプション Oxford Cryostream、Cobra、XtalCheck-S、Intelligent goniometer head、ELementANalyzer
制御(PC) 外部PC, MS Windows® OS, CrysAlisPro ソフトウェア
本体寸法 1300 (W) x 1875 (H) x 850 (D) (mm)
重量 600 kg (本体)
電源 単相 200-230 V, 30 A

アクセサリー

この製品には次のアクセサリが利用可能です


XtalCheck-S
すべての機能はGUIから撮作できます。 モーター制御により、微小な結品であっても正確なセンタリングが可能です。また複数のウェルや、ドロップ内の複数の結品を事前に指定することで、簡単な撮作で複数の結品を一度に評価できます。
ELement ANalyzer
ELementANalyzerは単結晶試料の回折測定と元素分析(定性分析)を並行して行える画期的なアタッチメントです。回折測定中に試料から放出される蛍光X線をELementANalyzerで計測することにより、結晶に含まれている元素を同定します。