高速1次元X線検出器 D/teX Ultra 2
- 高速測定
従来比100倍(当社標準型検出器との比較)の高速測定を実現しました。 - 高エネルギー分解能
高速1次元X線検出器としては最高水準の高いエネルギー分解能とダイナミックレンジで、試料を選ばず低バックグラウンドデータ測定を実現しました。 - 全てのX線波長に対応
検出器自動調整ソフトにより、各種X線波長に加え、測定目的(強度優先、P/B比優先)に適合した動作モードを選択することができます。 - 微小部測定
微小部測定光学系との併用で、微小部領域の迅速測定が可能です。

当社従来比100倍の高速測定ができる、高計数率・高エネルギー・低ノイズの高速X線検出器です。
高いエネルギー分解能で低いバックグラウンドデータ測定を実現しました。高速測定、その場測定や微量試料・微小部試料の測定に威力を発揮します。

- デスクトップX線回折装置を用いた4成分試料の定量分析
- RIR法を用いた4成分試料の定量分析
- WPPF法とRIR法を用いた定量結果の違い ~ 配向を持つ試料の定量分析 ~
- アルミナ中微量シリカの検出(遊離けい酸測定)~ デスクトップX線回折装置を用いて ~
- 1 mm以下の微小領域の測定 ~ アスベストは蛇紋岩に含まれているのか? ~
- デスクトップX線回折装置を用いた 0.1 mass%アスベスト含有試料の測定
- 酸化鉄の定性・定量分析
- メソポーラスシリカの構造を明らかにする
- リチウムイオン電池正極材料の充放電に伴う構造変化のその場観察
- 天然鉱物中に含まれる0.5 mass%未満のアスベストの測定
- 高速一次元検出器D/teX Ultra2による鉄系試料中の微小ピークの検出
- 平行ビーム光学系による有機結晶の粉末結晶構造解析(2)
- EXPO2009を用いた直接法による粉末結晶構造解析
- 不純物を含む試料からの未知結晶構造解析(1)~ フルフェナム酸共結晶 ~
- 不純物を含む試料からの未知結晶構造解析(2)~ フルフェナム酸共結晶 ~
- 高速一次元検出器を用いた微量結晶多形成分の定量
- 高分解能集光ビーム光学系による有機結晶の粉末結晶構造解析
- 錠剤中の原薬の結晶形同定 ~集光光学系を用いた非破壊・透過測定~
- MiniFlex300/600 装置構成と強度・分解能の違い
- MiniFlex300/600 DteXUltra2を用いた短時間測定
- MiniFlex300/600 DteXUltra2を用いた微量成分測定
- MiniFlex300/600 DteXUltra2 蛍光X線軽減モード測定
- MiniFlex300/600 可変ナイフエッジの特長
- MiniFlex300/600 バルク試料の測定例1 ~紙~
- MiniFlex300/600 バルク試料の測定例2 ~錠剤~
- MiniFlex300/600 微量試料の測定
- 鉄鉱石に含まれる鉱物の結晶相同定~採掘場所でのデスクトップX線回折装置の利用~
- MiniFlex300/600 ~ 汎用雰囲気セパレーター(1) ~
- MiniFlex300/600による建材中のアスベストの測定
- MiniFlex300/600による高粘性材料の測定
- MiniFlex300/600による液状試料の測定 ~液体研磨剤の定性分析~
- MiniFlex300/600による結晶子サイズの算出(1)~CeO2ナノ粒子~
- MiniFlex300/600による結晶子サイズの算出(2)~Auナノ粒子~
- MiniFlex300/600 繊維試料の測定例
- MiniFlex300/600による食塩の測定
- MiniFlex600を用いたセメント中に含まれるフリーライムの定量
- Mo Kα1光学系を用いた電池材料 Li(Fe0.8Mn0.2)PO4 のリートベルト解析
- MiniFlex300/600による医薬品原薬の品質管理
- 微小量試料の低バックグランド高速測定
これまで、X線回折法では、検量線を用いた定量分析が行われてきましたが、近年ではコンピューターおよび解析ソフトウェアの発展に伴い、WPPF(Whole Powder Pattern Fitting)法による定量分析が盛んに用いられるようになりました。・・・・・
X線回折法における定量分析は検量線を用いる方法が一般的ですが、検量線作成に必要な標準試料の入手や試料調製、測定時間の問題から断念せざるを得ない場合があります。・・・・・
X線回折法を用いた定量分析では、試料の状態や対象成分の濃度などによって定量方法を使い分けます。検量線を用いた方法の場合、標準試料の確保、試料調製や測定の煩雑さが生じることから、現在では、WPPF(Whole Powder Pattern Fitting)法やRIR(Reference Intensity Ratio)法による解析に置き換わりつつあります。・・・・・
結晶質シリカの粉じんは発がん性があるとの見解が国際的にも認知され、厚生労働省では商取引する原料や製品中に結晶質シリカを0.1 mass%以上含有する可能性がある場合に、その検査結果を化学物質安全データシート(MSDS)に記載することを義務付けています。・・・・・
建材用モルタル混和材に使用され、蛇に似た縞模様をもつことから命名された蛇紋石には、非アスベストのアンチゴライトとリザルダイトの他にアスベストに分類されるクリソタイルの三つの多形(化学組成は等しいが、結晶構造が異なる物質)が存在します。・・・・・
作業環境計測として、建材や天然鉱物中に0.1 mass%以上のアスベストが含まれているか否かの判定については、JIS A1481-2008や2006年8月28日付の厚生労働省通達に基づいて行う必要があります。・・・・・
鉄さびには、おもに赤さびと呼ばれるヘマタイト(Fe2O3)と黒さびと呼ばれるマグネタイト(Fe3O4)、これらの鉄酸化物が存在します。酸化鉄は自然界に豊富に存在し、人体あるいは生態系に及ぼす影響が少なく安価であるため、腐食防止剤・研磨剤・顔料・触媒などさまざまな用途に用いられています。・・・・・
メソポーラスシリカ(MCM-41)は、細孔がヘキサゴナル状に配列した構造を持ち、比表面積が大きいことが特徴で、触媒材料や吸着剤などに用いられています。・・・・・
リチウムイオン電池の寿命を延ばすためには充放電過程での状態の制御が重要であると言われています。そのためには、100%充電状態、放電状態の電極構造を観察するだけでは不充分であり、充電深度・放電深度と電極構造の関係をその場観察することが必要になります。・・・・・
平成18年9月から、労働安全衛生法及び石綿障害予防規則の改正により、アスベストであるトレモライトやクリソタイルを0.1mass%以上含む天然鉱物(タルクやセピオライトなど)の輸入・製造が禁止されました。・・・・・
高速一次元検出器を用いると、同じ分解能を有する測定条件下で比較した場合、シンチレーションカウンタ(SC)に比べて約100倍の強度が得られます。・・・・・
従来、結晶構造解析は単結晶を用いることが一般的でした。しかし、結晶性の純物精製が難しい試料、また純物質の精製ができても結晶成長が難しい試料では単結晶による結晶構造解析は困難となります。・・・・・
従来、結晶構造解析は単結晶を用いることが一般的でした。しかし、結晶性の純物精製が難しい試料、また純物質の精製ができても結晶成長が難しい試料では単結晶による結晶構造解析は困難となります。・・・・・
従来、結晶構造解析は単結晶を用いることが一般的でした。しかし、結晶性の純物精製が難しい試料、また純物質の精製ができても結晶成長が難しい試料では単結晶による結晶構造解析は困難となります。・・・・・
従来、結晶構造解析は単結晶を用いることが一般的でした。しかし、結晶性の純物精製が難しい試料、また純物質の精製ができても結晶成長が難しい試料では単結晶による結晶構造解析は困難となります。・・・・・
同じ化学式で結晶構造の異なる物質を結晶多形と呼びます。X線回折プロファイルは測定した物質の結晶構造に依存するため、X線回折測定は結晶多形の評価に用いられます。・・・・・
従来、結晶構造解析は単結晶法で行うのが一般的でした。しかし、単結晶の作製が難しい試料、また単結晶を作製できても結晶成長が難しい試料では単結晶法による結晶構造解析は困難となります。・・・・・
医薬品原薬の多くには複数の結晶形(Form)が存在し、結晶形によって溶解度やバイオアベイラビリティが異なることが知られています。・・・・・
粉末X線回折装置はセラミックや鉱物などの無機材料から医薬品などの有機材料まで、多くの産業・研究分野で幅広く用いられています。・・・・・
X線回折法は元素の種類ではなく鉱物種の同定ができるので、鉱脈や油脈の調査にも利用されています。鉄鋼の原料となる鉄鉱石は各地の鉱山で採掘されるため、産地毎に含まれる鉱物の種類が異なる場合があります。・・・・・
大気中の湿度により反応する試料の場合、一般的な試料ホルダーを用いると測定中に結晶構造が変化します。このように反応性の高い試料を測定する場合は、汎用雰囲気セパレーターを用いることで・・・・・
アスベストが頻繁に使用されていた1970~90年代から20年以上が経過して、アスベスト含有建築物の老朽化に伴う解体が増加しています。そのため、解体する建築物中のアスベスト含有の有無について・・・・・
X線回折測定法は粉末試料、薄膜試料、バルク試料の他にも粘性のある材料(グリースや油脂、導電性ペーストなど)に含まれる結晶性物質の評価も行うことができ・・・・・
液状の試料や微粉末からなる試料の場合、溶媒の蒸発や微粉末の飛散を避けるため、表面を覆うことが必要になります。液体用試料ホルダーを用いることで、溶媒の蒸発に伴う試料面ずれ・・・・・
ナノ粒子は、物質をナノメートルオーダーの粒径に加工したものです。粒径を小さくすることで比表面積が大きくなると同時に量子サイズ効果が生じることで、バルクの状態では見られない・・・・・
ナノ粒子は、物質をナノメートルオーダーの粒径に加工したものです。粒径を小さくすることで比表面積が大きくなると同時に量子サイズ効果が生じることで、バルクの状態では見られない・・・・・
海水の塩分濃度は約3.5%であり、このうち塩分としてNaCl、MgCl2、MgSO4、CaSO4、KClなどが含まれています。また、塩分以外にも微量成分が含まれています。これらの微量成分の存在によって塩辛いだけではなく、甘みやうまみなどを含む・・・・・
セメントの原料であるクリンカーは、石灰岩、粘土、けい石を混合・焼成して生産されます。その焼成度を確認するには、フリーライム(酸化カルシウム)量を把握する必要があります。しかしフリーライムは・・・・・
リチウムイオン2次電池の正極材料の一つとして知られるオリビン型リチウム化合物は充放電時の熱安定性、化学的安定性などに優れており、また高価な遷移金属を使用しないため経済性も高く・・・・・
医薬品の原薬は、温度や湿度などの影響により結晶多形あるいは擬似結晶多形へと相転移することがあります。複数の結晶多形もしくは擬似結晶多形が存在する場合、それぞれの結晶多形ごとに・・・・・
X線回折測定法では、結晶相に対する分析を行うことができるため、鉱物試料や金属材料、医薬品をはじめとした有機材料などの評価に広く使用されています。従来は測定および解析を行うために十分な試料量を必要としていましたが・・・・・
