熱刺激電流測定

熱物性に関するもの 【熱刺激電流測定】

TSC 熱刺激電流測定
 熱刺激電流(Thermally Stimulated Current)測定は、試料に電界を加えることにより試料内部に分極や電荷トラップを発生させ、昇温過程での脱分極電流、分極電流、自発分極電流を測定する手法である。  TSCは、当初、誘電体中の電荷現象や半導体のトラップ準位の測定に使用されたが、最近は高分子の分子運動や緩和過程の解析手段としても使用されている。  分子運動を測定する方法としては、DSCやDMAがあるが、熱的に微小な挙動や力学的損失が小さい場合には、測定が困難となり、TSCによる検出が有効となる。
 さらに、帯電・誘電・絶縁などの電気的特性も測定可能です。

紫外から赤外領域、レーザー光などの照射システムを付加することにより、光励起後の脱トラップ電流を測定する事も可能です。

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