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【新製品紹介】低濃度硫黄分析に特化した卓上波長分散型蛍光X線分析装置を発売~ヘリウム(He)ガス不要、検出限界0.3ppmを実現、燃料油中の微量硫黄分析に対応~

2013年7月1日
株式会社リガク

 

自動車燃料油などに含有する微量硫黄の高感度分析を追求した、最新光学系搭載の蛍光X線硫黄分分析計Micro-Z ULSを、2013年7月1日より国内外同時に販売を開始します。

Micro-Z ULSは、国際規格ISO20884、ASTM2622およびJISK2541-7に準拠した測定ができる卓上波長分散型蛍光X線分析装置です。低濃度硫黄分析に特化した設計で検出下限0.3ppmを実現しています。試料室と分光室の間に設けた特殊な隔壁機構により、分光室の雰囲気を真空に保持できるため、高価なヘリウムガスを用いる必要はありません。さらに小型空冷X線管の採用と新開発の両湾曲分光結晶により高感度分析を実現しました。冷却水、ヘリウムガスおよび検出器用ガスが不要で設置場所を選びません。
 

主な特長

  • 硫黄の高感度分析を追求した最新光学系を搭載
    ・新開発の両湾曲分光結晶を採用
    ・検出下限(LLD)0.3ppmを実現
  • 設置し易さ、簡単操作を追求
    ・ヘリウムガスおよび検出器用ガス不要
    ・小型空冷X線管採用
    ・プラグイン
    ・タッチキー操作

Micro-Z ULS
装置の外観

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