生体高分子構造解析用 大面積半導体検出器システム XtaLAB P1M
- 大検出面積
検出面積は168.7×179.4mm2。低分子単結晶測定向け検出器PILATUS 200Kの約5倍です。各ピクセルに入った回折線が、隣のピクセルににじむことがないため、回折点の分離が良く、長い格子定数を持ったタンパク質結晶の測定にも適しています。 - 広いダイナミックレンジ
ダイナミックレンジが広く、検出器由来ノイズがないため、長時間露光・短時間露光のいずれでも精度の良いデータが得られます。SAD法のような特に精度が必要とされる測定に最適です。 - シャッターレス測定
標準でシャッターレス測定を行います。読み取り中にX線を止める必要がないため、シャッターの開閉、ゴニオメーターの動作/停止の時間がなく、測定時間も測定誤差も大幅に減少します。 - アップグレード対応*
リガク製IPシステムR-AXIS IV、IV++、VIIから、アップグレード可能。検出器の載せ替えのみで、X線源、ゴニオメーターはそのままお使いいただけます。普段お使いの環境のまま、容易にアップグレードできます。
* アップグレード可能システムの詳細については、お問い合わせください。

世界で定評のあるフォトンカウンティング型検出器PILATUS 1Mを搭載した大面積半導体検出器システムです。結晶のスクリーニングから構造解析に必要なデータの収集まで、あらゆるシーンで利用できます。