生体高分子用X線小角散乱装置 BioSAXS-2000
- 2Dクラツキーカメラを採用
BioSAXS-2000は、人工多層膜集光光学系と2Dクラツキーカメラとの組み合わせにより、試料位置では広い面積にX線を照射し、検出器位置で集光させることにより、高強度かつ低スメアリングを実現しています。
数十分から数時間の測定で、タンパク質の会合状態や溶液構造を解析するのに十分な精度をもつデータの取得が可能です。 - コンピューター制御で測定条件を簡単に最適化
ソフトウェア SAXSLab により、クラツキーブロックやビームストップ、スリット、サンプルホルダーなどをコンピューターから制御できるため、個々のタンパク質に合った最適な測定条件に容易に設定できます。 - 様々なX線源と組み合わせ可能
超高輝度微小焦点回転対陰極型X線発生装置を含む、既存のマイクロフォーカスX線源と組み合わせることができます。 - 自動サンプルチェンジャーに対応
オプションの96ウェル自動サンプルチェンジャーと組み合わせることで、サンプルのロード、アンロード、セルの洗浄等の測定サイクルを自動化できます。
X線小角散乱法によるタンパク質の溶液状態での構造解析用装置です。結晶化を必要としないため、in vivo により近い状態での測定・解析が可能です。

- BioSAXS-1000を用いたX線小角散乱法によるタンパク質の溶液構造解析例
超分子複合体や揺らぎの大きい領域を持つマルチドメインタンパク質は、その機能の重要性から、構造・機能相関解析が注目を集めています。しかし、超分子複合体やマルチドメインタンパク質は・・・・・

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